けむにとけた

ビル陰に君を感じた 白いシャツに蒼い声の
人ごみに君を見つけた 薄い肌に丸い笑みの
心に触れはしないけど

押し込めた記憶が次から次へと
錆びた自我を溶かす 浮いていく

そして

やっと見られた現実は どの色もくすんでた
自分殺して笑うのは 孤独がずっと怖いから そう ここでもっともっともっと死んでいく 

大人になってくよ 笑う間に
みんな変わってくよ
君が隣に居れば 自由でいられるの？

こ想い けむにとけた

スクランブルに立ち止まり 平気ぶる毎日に迷い 翳り
千早振る神の眼から逃げ惑い 被る罪にまだ覚えはない
誰にも分かりはしないけど

やり込めた望みが次から次へと
褪せた箍を壊す 解いていく

そして

やっと出会えた真実は 空色に染まってた
息を殺して叫ぶのは 空ろがずっと痛いから そう ここでずっとずっとずっと泣いていた 

大人になってくよ 迷う間に
君が笑ってるよ
君が心に居れば 自由でいられるよ
想い けむにとけた

ah woo